2012年10月21日

貴金属商

商売のための事務所かと思ってよく見たら貴金属商とありました。物を売るお店ではないので麗々しい陳列台や派手な張り紙などはありません。そのかわり、そういう店にない作りをしています。二階部分に見える鉄の扉はいかにも厳重です。一階の大きいガラス窓は商品を選別するための明りとりかもしれません。
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横を覘くと奥行きがありました。町工場のようで、ここで貴金属になにか処理を施すのかもしれません。魚屋や八百屋のようになじみのある店ではないので、いろいろな想像をかき立ててくれます。
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2012年10月15日

サンダーバード2号

昔テレビで見たサンダーバードという特撮番組に出てきたロケット輸送機は、目的地に着くと胴体の大部分を占めるコンテナを地上に下ろして、もぬけのからになったロケット本体だけが飛び去ったりしていました。コンテナの扉が開くと、毎回特殊な乗り物や機械が現れるのでわくわくしてブラウン管に見入ったものでした。この倉庫まさか。
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2012年10月14日

洋服店

商店街の懐かしい洋服店です。木製の陳列台もショーケースも、店を開くときに誂えたものでしょう。以来ずっと同じスタイルを通しているようです。店内にも、外のテントの柱にも、商品をにぎやかに吊るして、値札も手書き。その文字がまた上手なことも、なぜか懐かしさを誘います。買えるものがあれば進んで買いたい、そんな店構えでした。
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2012年10月08日

一杯飲屋

デンキブランといえば浅草の神谷バーですが、このお店も神谷です。何か関係があるのかもしれません。ひともしごろになれば近所のおとうさんがやってきて一杯ひっかけて、ひとっきりおだを上げたら縄のれんをポンとはね上げて「ごっそさま」と言い残して帰るのでしょう。やってみたいものです。
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2012年10月07日

出たり入ったりしない

あたしゃ用がなきゃ出たり入ったりしないよ、と言っていた昔のお隣さんを思い出します。しょっちゅう客が訪れるわけじゃなし、家の前に好きな草花を置いたってかまやしない。自分が用足しに出るときは鉢をまたげばいい…。
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それにしても、玄関を出たところに物干台があるというのもめずらしい。洗濯物をここにずらりと干してあったら、ますますおじゃましにくくなりそうです。
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2012年10月06日

猛獣の檻

再開発が進む下町の一角で檻に閉じ込められた家を見つけました。はじめは建物に付属の塀かと思いましたが、容赦なく迫ってぐるりを取り囲んで、住人の出入口も見当たりません。外からの侵入に備えるものというよりは、何者かが家を閉じ込めて外に逃げないようにしているようにも見えます。
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こちらも別の町で見かけた檻です。住人はすでに去ったらしく、人の気配はありません。空き家は息をひそめて、檻を飛び出す機を伺っています。
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2012年10月05日

一部二階屋

私の好きな一部二階屋です。一部屋しかない二階の窓から見下ろすと自宅の一階部分が見えて、ゆったりした感じがするからです。このお宅は角地なので、縦横の通りの上は空。広々とした窓外の眺めのはずです。裏手には狭いながら庭もあるようなので、そちらの眺めもよさそうです。
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2012年10月04日

倉庫または車庫

古いお宅ですが、商売の倉庫だったのでしょうか、一階部分ががらんどうです。間口いっぱい開け放っているところをみると車庫かもしれません。自動車を活用して手広く商売しようとしたのでしょうか、進取の気象で建てたことがうかがわれます。一階内部の土間にみえる平たい石のようなものはなんでしょうか、見当もつきません。
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2012年10月01日

入り組んだ屋根

建築士に聞いた話では、こういった昔ながらの木造家屋を建てるときは壁の図面は描くけど屋根の瓦の流し方はいちいち設計しないんだそうです。熟練した大工ができあがった壁に合わせて屋根を葺いていくと、山折り谷折りの継ぎ目も自然にできてしまうとのこと。そう言われてみればこのお宅、ハコの部分が入り組んでいるから、自然とこんな屋根になったんだなと合点がいきます。曇り空も地面も周りの建物もアルミのような色あいなので、赤茶色のこのお宅だけが生気あるものに見えました。
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2012年09月30日

北九州の路地(番外)

月初めから今日まで小倉に行っていて、更新が滞ってしまいました。この長屋は仕事の合間に歩いた戸畑で見かけた古い感じのもの。「東京の路地」ではありませんが、住居表示が「銀座一丁目2」となっているので番外ということにしました。
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